2017/04/20

ラウンジクラス

初めてのお問合せの際に、「ランジコースってどんなコースですか?」と時々尋ねられます。

レッスン(授業)形式ではなく、外国人インストラクターとひたすらフリーカンバセーションする、おしゃべり英会話です。
大都市に行くとたまにある「英会話カフェ(英会話喫茶)」から「カフェ」を引いた感じでしょうか。
ちなみに飲食禁止というわけではありませんので、スタバやコンビニなどで買ったコーヒーを飲みながらでも大丈夫です。


古い写真しか見つかりませんでした(^-^;
 
インストラクターは、通常レッスンも担当し、日本人が話す英語に慣れていますので、上級者でなくても大丈夫。
 
「英語学習経験があるけど、今はもう話す機会が無い」という方や、「自分で勉強しているけど、実際に話す機会が欲しい」などという方など、低料金(1回当たり1500円~)で参加できます。
 
通常のレッスンも受講したい方は、グループ(1200円~)、プライベート(2600円~)を追加受講する事もできます。
 


2017/04/10

通じれば良い

「とにかく通じれば良い」という話が時々出ます。
たしかにその通りだと思うのですが、どの程度正確に伝われば「通じた」と言えるのか、なかなか判断が難しいところです。

1.伝えたい事が正確に伝わっている
2.ちょっとおかしいけど、言いたいことはだいたい判ってもらえる
3.意味を推測してもらいながら、何度かやり取りをして何とか理解してもらえる
4.何を言っているのかまったく判ってもらえない

1.はもちろん文句無しで通じていますし、4.はまったく通じていないので、問題となるのは、2.と3.です。

2.通じている(細かい間違いはあっても、内容を勘違いされる可能性が低い)

例えば I've lost weight. (痩せたんだ)をI lost my weight.と言ったとしても、余分な単語が入っていたり、最近の事なのか何十年も前なのか、いつの話なのかまったく分からないとはいえ、他の意味に勘違いされる心配はあまりないので、十分通じていると言える範囲だと思います。You did? when? などと数回の追加のやり取りの後、もっときちんと伝わると思います。

3.通じていると言えるのか疑問(相手の推察力に頼っている)

実は、このケースをかなり頻繁に見かけます。
難しい単語や文法は要りませんが、ある程度の正確さ(中学校レベル)がないと、このパターンとなります。

[語順や時制、単語などの間違い]
日本語で「本 明日 2本 買った あなた」と言われて、明日の話なのか過去の話なのか、本を2冊なのか何か違う物を2本なのか、何度も聞き返さないと判らないですよね? 
単語の順番があまり重要でない日本語でもそうなのですから、並び順が大事な英語の場合は尚更です。
Dogs eat meat.(犬は肉を食べます)、 Eat dog meat. もう、まったく違う意味です…

日本に居る外国人、とりわけ英会話インストラクターは、日本人の英語に慣れていますので、仮に間違ってぜんぜん違うことを言ったり、ヒントのように単語をいくつか言っただけでも、「もしかしたら、こんなことが言いたいの?」⇔「yes no yes no」と何度か繰り返すと、なんとなく会話が成立したりします。

[和製英語や英語以外のカタカナ語]
英語の本来の意味とはかけ離れたカタカナ語や、ドントマインド、ケースバイケース、クレイマー、などのように、一見英語なのに実はまったく通じないカタカナ語はたくさんあります。
また、アルバイト、ゲレンデ、マロン、ノルマ、アンケートなど、英語以外のカタカナ語も結構多いので、基本的にカタカナ語は疑ってかかった方が良いかもしれません。
I live in a mansion.(私は豪邸に住んでいます).
I ate shoe cream last night. (私は昨晩、靴クリームを食べました) 
I am a saraly man.(私は??です) 
saraly manは通じませんし、そもそも「会社員=職業」という概念もありません。

こういった英語は、日本に居る外国人以外には、ほとんど通じません。
相手の推察力に頼った会話は、実際に海外に行ったり、日本に来たばかりの外国人と話す時に困る事になりますのでご注意を。